覚悟を決める話
今日は歩いて行ける距離のカフェを見つけたので、散策がてら行ってきました。
チャイラテを注文したのですが、シナモンと生姜をはじめスパイスが効いていて、若干風邪気味の体に沁み渡りました。しばらく通い詰めそうです。
さて。タイトルの覚悟を決める話。
日本を発つ直前にある方からご助言をいただきました。
海外に渡るための覚悟の話ではなく、これからの(英語と一緒に)人生を歩むにあたっての方向性を明確に定めるとともに、それに向かって行く、そしてそれは必ずしも容易な道ではないから、覚悟を決めた方が良い。という話です。
この先の人生をどのように運んでいきたいか、その具体的な内容はちょっと置いておくとして、このようなお話をされたときとその後の心境を少々。。
まだ覚悟は決めきっていませんが。(笑)
まず、私は十数年間英語が好きで好きで、とにかく常に英語のことを考えていたかった。仕事の時間がもったいないと思うくらい。おかげさまで社会人失格です。(笑)
好きなことは仕事にしない方がいいという話も聞くことがありますが、自分に限っては英語を仕事にしたい、しなければ道はないと思いはじめたのは20代半ばです。
英語を仕事にできればなんでもよいのかというと、そうではなく、自分のしたい英語をそのまま仕事にするにはなんだろうということを考えたときに、一つの選択肢が上がってきます。
それからはその一つの選択肢を目指しつつ、海外に行きたい自分の欲望にも逆らわず、その時々それなりの対応といいますか、準備をしてきていた気でいました。
でも、その準備は愚かその選択肢に対しての心構えや知識があまりにも乏しく、考えが甘かったことを痛感させられたのが、この覚悟を決めるお話しです。
この一連のお話しを聞き、いろいろ会話をし、今きっぱりと言えるのは、いろいろ痛感してもその選択肢は変わる兆しはない、ということです。
ただ、その一つの選択肢はさらにいくつかの選択肢に分かれています。まずその細分化された選択肢のどれを選ぶのか、これはちょっとどこか考えないようにしていたのですが、実はとても大きな問題で、今すぐにでも決断をくださなければなりません。
決断をくださなければ、ここから先には進めないからです。
そして、今すぐ決断する必要がある理由にはもう一つ。
遅すぎるのです。
なにがって、その道を選ぶ場合、通常はこの歳もう既にその道の半ばにいておかしくない。そして、その道に乗り遅れた場合、途中で合流できる可能性はとてもとても少ない。
余程、ものすごく秀でた能力や知識等をもっていなければ非常に難しい。
過ぎてしまった時間はもう元には戻らないので、そのほんの少しの可能性に掛けるにしても、兎にも角にも少しでも早く前に進んで、追いつく努力をしなければならない。
好きでスタートが遅くなったわけではないし、スタートが遅くなった分怠けていたわけでもない。
説明してと言われれば、その間何をどのようにしていたのか、事細かに説明できる。
ただ、それを説明する機会にすらたどり着けないかもしれない。
客観的にみて、その間何をしていたのかは表面には出てこず、ただただ流れに乗り遅れた人でしかない。
それを、私は「やろうと思えば何歳だって、いつだって、努力次第でなんとでもなる。」という心情を隠れ蓑にして考えないようにしておりました。
それを引っ張り出して問題提起してくださったのが、出発直前のお話しです。
単純に、といいますか、広義的な選択肢への覚悟は固まっている。
あとは、その先の狭義的選択肢をどうするか。
それを考えたときに、私はもしかして、ここでこそ"好きなことを仕事にする"ことを捨てた方がいいのではないかとふと思いました。
英語を捨てるのではありません。
あくまでその先にある選択肢のうち、大好きな方を捨てた方がよいのではないかと思いつきました。
(なんて移り気なわたし!!)
そして、これまで受けてきた英語教育、自分でしてきた英語学習を通して得た知識を不動のものにするのは如何なものか、と現在心の中で葛藤中です。
これは恐らくトロントにきていなければ、(まだ1週間ですが)ここで出会った人々と話したことがなければ思いつかなかったことでもあります。
どうしてトロントにきたのか。どうして英語圏なのか、何のための英語なのか。
残念ながら、私は英語を仕事をするため、生きていくための"ツール(道具)"にはできないのです。
でも、"ツール(道具)"にできない人間には、きっとできない人間なりのやり方があるのではないかと思っています。
そのためにも、今は一刻も早く覚悟を決める。
さて、明日もチャイラテ飲みながら覚悟を決める下準備をしますか。
どんな覚悟を決めて、どうするのか。
You'll see!!
(でも今のところできるだけ長くカナダにいたいなぁ。。。←)
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